関脇・大の里は夏場所で史上最速、所要7場所で幕内最高優勝を成し遂げた大の里が今場所2度目の優勝を達成。さらに三役もついて三場所33勝という大関昇進目安にも到達。大関昇進がほぼ確実となり、こちらも史上最速となる所要9場所での達成となった。連日30℃を超える猛暑の中行われた今場所。好調を維持できた要因について大の里は「15日間毎日ミニストップのソフトクリームを食べていました」とコメント。今場所の大の里は前に出る相撲で初日から11連勝を飾るなど並みいる力士を次々と撃破。圧倒的強さの理由は場所前の稽古にあった。大の里は「出稽古に今回は珍しく行かなくて、基本に忠実になって徹底的に腰割りとすり足。それが身になっているのかなと思います」とコメント。基礎を徹底することを大の里に叩き込んでいるのが、第72代横綱・元稀勢の里・二所ノ関親方。二所ノ関親方は「何も技術的なことは教えていない。全ては土台ですよね」とコメント。