東京・日本橋にある日本橋高島屋で伝統人形の一つ、五月人形の展示会が行われていた。大小様々な武将をモチーフにしたかぶと飾りや人形があり、多い時では70点ほど展示されている。節句人形全体の売り上げは少子化の影響もあり、需要自体は年々減ってきているが、1人の子にかける単価は高くなっているという。伝統工芸品の作り手が減る中、職人が一つ一つ手作りしているというプレミア感が価格を押し上げている。伝統工芸品の従業員数は減少傾向で、生産額も右肩下がりになっている。住宅環境や生活の変化から消費者個々人の需要や興味に沿ったものを購入する傾向にシフトしてきている。伝統工芸品の作り手が日本文化を広い視点で見て現代の要素や需要を取り入れている新たな動きを取材した。
