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「五條(奈良)」 のテレビ露出情報

くず餅などの和菓子や料理でとりみをつけるのに使われる葛粉は山で自生する葛の根から生成して作られる。奈良県の吉野地域で作られた葛粉は「吉野葛」と称され、全国的に高いブランド力を誇る。地域が誇る特産品の材料となる葛を自分たちで育てようと地元の高校生たち葛の人工栽培に取り組んでいる。奈良県五条市にある定時制の西吉野農業高等学校。グラウンドにある農業用ハウスで栽培されているのが葛。料理や生薬の材料として知られる葛。ほとんどは山で自生するもので堀り子と呼ばれる職人がひとつひとつ手作業で掘り出している。近年掘り子の高齢化などの影響で国内産の安定供給が課題となっている。高校生たちが10年間研究を引き継ぎ、葛の人工栽培に取り組んできた。葛を畑で栽培する試みが全国でほとんど例がないという。10年前、高校生たちが研究を始めたときに参考にしたのはごぼうの栽培法。収穫時に土を掘る手間がかからない。繁殖力の強い葛は袋より下に根を張ってしまって失敗。次は葛を横に栽培するとつなぎ目から芽が伸びてしまい失敗。たどり着いたのは簡易屋根などに使われる波板。しっかりと長く根を育てることに成功した。これまでの研究成果を大阪・関西万博のコンテストで発表すると地域活性部門で優秀賞を受賞した。人工栽培した葛には自生のものと同じ成分が含まれているか育てた葛を奈良県薬事研究センターに持ち込み成分を調査した。奈良県約次研究センター統括主任研究員・西原正和は「普通の原料として売られている葛根とほぼ同等程度の成分量はあったので問題なく使えることがわかった。人工栽培に成功されているので日本としても大きな結果になるのではないかと思う」と話した。現在高校生たちが取り組んでいるのは太い根の葛を作ること。太いほうが高値で取り引きされる。肥料や水やりの方法を試している。
地域の特産を守ろうと活動する若者たちに吉野葛を製造する団体も期待を寄せている。吉野葛製造事業協同組合・森野藤助組合長は「若い方が葛の業界に注目してくれるのはいいお話だなと思っている。良質なでんぷんを蓄えた葛根を栽培していくのは取り組むだけでも難しい課題だが一緒に実現に向けて頑張っていきたい」と話す。生徒たちは今後も実用化を目指し研究を進めていきたいという。出荷できる葛を栽培するには根を太くするなど課題もあるが、生徒たちはいつか地元の農家に栽培方法を伝えて多くの人が葛を栽培できるようにしたいと話していた。定時制で4年制の西吉野農業高校には寮があるが、自然豊かな地域で農業を学びたいと県外から毎年多くの生徒が入学している。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年9月12日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本地域発ニュース
全国有数の柿の産地として知られる奈良県五條市で、収穫時期が早い「刀根早生」という品種の出荷が始まった。

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