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「五百旗頭真」 のテレビ露出情報

亡くなる2週間前、五百旗頭さんはアメリカと中国が世界秩序を前向きに作っていく姿勢はなかなかとれない、そういう中で日本とヨーロッパが正気を失わずに国際秩序を支えていかないともたないと話していた。2023年10月、最晩年の五百旗頭さんは福田元総理とともに北京を訪れ、日中平和友好条約45周年の記念行事に参加していた。中国の政権中枢と直接対話することがもう一つの狙いだった。五百旗頭さんは、近年の不透明な日中関係を最後まで危惧していた。2000年、小渕総理は国内を代表する知性を集め、21世紀を貫く日本の基本指針をまとめた。外交安全保障部長の座長を務めた五百旗頭さんとともに指針を取りまとめた和田純さんは、指針をまとめる際に作成された資料をすべて保管しており、五百旗頭さん直筆の原案も残されていた。日本の安全保障には日米同盟が不可欠だとしたうえで、並んでアジア諸国との友好的な関係を重視し、隣国との関係構築を主体的に推し進めるべきだと打ち出していた。公式な外交に加えて民間の交流も含めて二重三重の関係を主体的に築いていく「隣交」という外交姿勢を、21世紀の日本外交の指針にしようとしていた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月22日放送 22:00 - 22:55 NHK総合
NHKスペシャル(NHKスペシャル)
「未完のバトン」では24年に死去した国際政治学者の五百旗頭真氏を特集。歴代総理にアジア外交で日本がとるべき進路について提言してきた人物で、放送に向け、膨大な未公開資料を読み解いている。

2024年7月11日放送 18:00 - 18:10 NHK総合
ニュース(ニュース)
五百旗頭真さんを送る会が開かれた。政治学者の五百旗頭真さんは、防衛大学校の学校長として、将来の幹部自衛官の育成に当たったほか、東日本大震災の復興構想会議の議長などを務め、ことし3月80歳で亡くなった。きょう開かれた送る会には、親交のあった有識者などおよそ500人が集まり、黙とうをささげたあと弔辞を読み上げた。

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