「園芸用の土を捨てないでください」と呼びかけているのは市民の憩いの場、東京の井の頭公園。周囲とは明らかに色が違う土となっていたり、植木鉢の底に敷かれていた石が巻かれていたりしている。いずれも家庭から持ち込まれたと見られている。最も懸念しているのは生態系への影響だ。捨てられた土によると見られる外来植物もすでに見つかっているという。一方、SNS上では家庭で園芸を楽しむ人などから「狭い庭には古い土を捨てる場所がない」「田舎に住んでいたときには困ったことのない問題だ」「土の中に虫や細菌がいるので殺菌しないと再利用できない」「不要になった土の処分に困っている」という声が上がっている。足立区の清掃事務所では区民のそうした声の対応に乗り出している。足立区は区民の要望を受けて去年7月から不要になった園芸用の土の回収を始めた。1世帯当たり20リットルの袋を月に1回、清掃事務所にある回収ボックスに持ち込むことができる。業者によって滅菌などをされた土は去年の秋に開かれたイベントでおよそ1200人に無料で配布された。清掃事務所が受け入れた土の量は開始から半年余りで想定の4倍以上のおよそ4.7トンに上った。
引っ越しだけに限らずこれから春を迎え、土の植え替えを考えている人もいる。家庭にある園芸用の土の処分を巡っては自治体によってかなり対応が分かれている。回収をしている自治体は一部にとどまり多くの自治体は販売店や専門の業者に相談するよう案内しているというのが現状となる。ちなみに東京23区で回収を行っているのは足立区、中央区、品川区、江東区などで主に自治体が定めた場所に持ち込むという形、自分で持ち運んで回収してもらうという。また横浜市は少量ずつ、燃えないごみの収集日に透明、または半透明の袋に入れて出すという対応を取っている。生態系や周りのことに思いをはせ、自治体ごとの対応をよく確認していく必要がある。
引っ越しだけに限らずこれから春を迎え、土の植え替えを考えている人もいる。家庭にある園芸用の土の処分を巡っては自治体によってかなり対応が分かれている。回収をしている自治体は一部にとどまり多くの自治体は販売店や専門の業者に相談するよう案内しているというのが現状となる。ちなみに東京23区で回収を行っているのは足立区、中央区、品川区、江東区などで主に自治体が定めた場所に持ち込むという形、自分で持ち運んで回収してもらうという。また横浜市は少量ずつ、燃えないごみの収集日に透明、または半透明の袋に入れて出すという対応を取っている。生態系や周りのことに思いをはせ、自治体ごとの対応をよく確認していく必要がある。
住所: 東京都武蔵野市御殿山1-18-31
URL: http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/seibuk/inokashira/
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