- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 山田五郎 井ノ原快彦 中原みなみ
オープニング映像。
京王線は笹塚-調布間で路面電車として開業し、戦後に井の頭線が現京王電鉄の路線となった。京王線の車体には青と赤のラインがシンボリックに使われているが、井の頭線は編成ごとにカラーリングが異なる。ステンレス車両だと錆びにくいが、見た目が単調なため塗装を施したという。神泉駅北口から徒歩10秒のところにあるのがタイ東北モーラム酒店。店内から井の頭線が走行する様子を眺めながら、本場タイの味が楽しめる。永福町駅からほど近く、23年にオープンした日常酒飯人を取材。子供たちが窓の外を走る電車に夢中で、親御さんは一息つけるという。名物の1つがバルサミコソースをかけて味わう「大きな豚焼売」。グリーンカレーを絡めた焼きそばも人気だという。1編成しかないレインボー車両を目にすると幸運が訪れるとされ、店長は町内で一番目撃していると自負していた。
薬丸裕英は日常酒飯人に興味があり、孫を連れて行ってみたいと語った。
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美味しい井の頭線 BEST10、9位は住宅街のパン屋さん。駒場東大前駅にほど近いル・ルソールではメゾンカイザー本店で研鑽を積んだオーナーシェフが腕を振るう。ピスタチオを自家焙煎し、濃厚なクリームに仕立てる。それを絞ったバゲットが一番人気。2019年にオープンしたeteco breadでは具材たっぷりのパンが並べられている。店を切り盛りする梶原裕さんはパン職人、妻の夏子さんは元フレンチシェフ。フランス式オープンサンド「タルティーヌ」は住民たちから支持されている。
8位は学生飯。学生たちの食生活は、大学構内の学食や駅周辺の飲食店が支えている。相州屋は明大前駅前の商店街にあり、和泉キャンパスに近いことから明治大学の学生たちに親しまれている。かわって、東京大学 駒場IIキャンパス内にある食堂コマニは一般利用も可能。奥井海生堂の昆布など、厳選食材を使っていて、お米は竹炭で土壌改良したコシヒカリ。豚汁とおむすびのセットがこの食堂の定番メニュー。
東松原駅から徒歩5分の羽根木公園、富士見ヶ丘駅近くの高井戸公園を紹介。井の頭公園駅から直結しているのが井の頭恩賜公園で、園内のイタリアンやカフェなどは人気を博している。SOPRAは茶店がリニューアルしたイタリアンで、ランチの日替わりカレーはナンではなく、フォカッチャでいただく。ISENTEIではナポリピッツァの世界大会で銀メダルに輝いた田中氏が腕を振るう。和田堀公園では陸上競技場、バーベキュー場を備え、食事処の武蔵野園には釣り堀が併設されている。人気は鶏肉がゴロゴロ入った親子丼、中華スープと一緒に供されるオムライス。
6位は音楽と酒。下北沢ろくでもない夜はライブハウス屋根裏の元スタッフたちが2015年にオープンした店で、1972年に創業したMOTHERは下北沢で最古のロックバーと言われる。百軒店商店街で1969年にオープンしたのがB.Y.G。過去にははっぴいえんどがライブに出演したことがある。近年では新代田も音楽の街として注目され、新代田FEVERはその潮流を作ったライブハウスとされている。2015年にオープンした飲み屋 えるえふるは若者たちで賑わい、レコードショップも併設。プロのギタリストである辻友貴さんが店のオーナーを務める。
5位はラーメン。ワンタン麺で有名な支那そば たんたん亭、中華蕎麦とつけ麺の甲斐、塩そば 時空などを紹介。西永福の煮干箱では煮干しスープが絶句するほど旨いと評判で、昭和30年創業の永福町大勝軒では行列が絶えないという。豚骨や鶏ガラスープが主流だった時代にあえて煮干しを使い、大評判に。製氷機が一般的ではなかった昭和37年、店ではいち早く導入するなど、お客様ファーストを徹底してきた。子供が高熱を出してしまったと駆け込んできた人のために氷を無料で進呈したこともある。
井の頭公園周辺はかつて別荘地としても人気だった場所で、近くには山本有三が住んでいた。井の頭公園駅近くの住宅街には隠れ家のような店があり、スペイン料理店OCEANOは人通りの少ない立地に店を出すことで見つけたときの喜びを演出している。駒場東大前の松見坂はグルメスポットとして知られている。福島屋には近隣の芸能人が素顔で通うそば店。「LUCKY ALEXANDER CHINA」の名物は黒酢豚。和食店「りた」は、住所非公開で完全予約制。今の時期のスペシャリテはカニクリームコロッケ。松濤にあるフレンチレストラン「啓蟄」は、食材の組み合わせで魅せるモダンフレンチ。
井の頭線沿線の風景を伝えた。
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吉祥寺駅から徒歩5分の場所にあるいせや総本店の創業は昭和3年。当時の吉祥寺はのんびりした街で、鐵道開通とともに街も発展し老舗も成長してきた。駒場東大前の定食屋「菱田屋」は、明治41年に東大の仕出店として創業した。かつて駒場駅の東大前駅の2つの駅があったが昭和40年に統合されて駒場東大前駅が誕生した。看板メニューは豚肉生姜焼き定食。明大前駅にある「Petite Patisserie YUKI」は、もともと昭和14年に創業した果物店だったが3年前に洋菓子専門店にリニューアルした。フルーツジャムを金曜限定のスコーンに合わせるのがオススメ。明大前駅はもともと大正2年に火薬庫前駅という名前で誕生した。目の前には陸軍施設である火薬庫があった。昭和9年に火薬庫跡に明治大学が移転し、昭和10年に明大前駅に改名した。
吉祥寺ではまめ蔵を始めカレーの有名なカフェや喫茶店が揃っている。下北沢にある茄子おやじは、店主がプロのミュージシャンでもある。「カレーの店 八月」も、オーナーはサニーデイ・サービスの曽我部恵一。新代田のキッチンアンドカリーが入っている建物は、建築家・東利恵の設計。メニューは3種類で週に2回替わる。毎週おまかせで届く野菜を見てからレシピを考えている。
井の頭線が開通した頃、沿線の多くの駅前には田畑が広がっていた。鉄道が走ることで街は発展してきた。井の頭線の駅前には生活に密着した商店街が誕生した。2021年に東松原商店街にオープンした「パティスリー ショコラトリー レシィ」では、生クリームを注文が入ってから立て直している。モンブランの賞味期限は作ってから1時間以内。向かいにある鮨なが井では、寿司会席が味わえる。スペシャリテは究極のネギトロ。
次回予告。
