面倒な住宅設備の修理&交換。修理の場合、壊れている原因を調査したり、取り替える部品を取り寄せるのに時間がかかる。再び使えるようになるまで数週間かかることもある。最近では古くなった住宅設備は新品に交換するのが一般的。しかし、その交換も面倒。トイレやコンロなどの交換業者は全国に約700社あり、会社を選ぶだけで大変。交換業者を決めても、一般的にはサイズや型番を知るために現地調査が必須。ただ、その日程調整が面倒。なんだかんだで現地調査が1か月後になることもある。調査後、見積もりが届くも値段の高さにびっくり。他の業者とも比較したいが、また見積もりをもらうのが大変。故障から交換まで約1か月かかるという。そんな面倒をレスキューするのが「交換できるくん」。1998年創業の「交換できるくん」は東京・渋谷区にある住宅設備設備会社。自宅の住宅設備の写真を送ると、現地調査なしで交換が可能。そのため、最短で翌日には対応できるという。トイレやコンロなどの住宅設備の交換に特化した会社。20年以上に渡って集めたデータを元に瞬時に見積もりを算出。年間工事件数は5万件以上。1日に換算すると130件以上の依頼になる。2023年の売上は75億円。2024年は100億円を目指しているという。また、他の交換業者よりも価格が安いのも魅力。さらに複数の工事を1人でできるマルチ職人がいる。マルチ職人・小川高宏さんに密着。この日の作業は食洗機・IHコンロ・レンジフード・トイレ本体・トイレの床のフロアクッション。通常は最低でも3つの業者が必要だが、今回は小川高宏さんが1人で交換作業を行う。5つの交換でかかった時間はたったの4時間。マルチ職人は様々な資格を持ったスーパーエリート。その数は100人以上。マルチ職人のおかげで年間5万件の交換が可能。マルチ職人をさらに増やすべく、専用の学校を今年11月に設立。