最初のテーマは「指揮の孤独な練習」。小澤征爾の師匠である斎藤秀雄が著した指揮者を志す人の教科書「指揮法教程」には腕の使い方や拍の振り方などが図解付きで紹介されており、これで基礎を学ぶという。村上はベートーヴェン「運命」を振らせてもらったことがあるが、予想以上に難しかったという。休符がとても難しく、指揮棒を振り下ろしてから演奏が始まる。小澤征爾は正確なピッチでオーケストラをコントロールしている。
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