京都アニメーション放火殺人事件を後世に伝えるための碑が完成した。京都アニメーションや遺族の有志などが宇治市内の公園に設置したのは、「志を繋ぐ碑」で、14日午前、設置報告会が開かれた。2019年に、京都アニメーション第1スタジオが放火され、36人が犠牲となった事件を後世に伝えるシンボルとして、36羽の鳥が将来に向かってはばたくイメージが表現されている。遺族は「亡くなったスタッフの情熱と技術は今も皆さんの中で生き続けている。多くの人々に希望と感動を与え続けていることを、私たち遺族は誇りに思っている」とコメント。18日には、事件から5年となるが、京都アニメーションは事件現場への訪問は控えるよう呼び掛けている。