気象庁によると、梅雨前線の影響で九州・四国・近畿などでは曇りや雨となっているが、東日本では晴れ間が広がっている。最高気温は鹿児島県指宿市で32.2度まで上がったほか、熊谷市で28.9℃と6月下旬から7月中旬並みまで上がった。来週は全国的に厳しい暑さの見込みで、35度以上の猛暑日となるところもある。各地で熱中症への備えが進んでおり、今月から職場での熱中症対策が義務化されたことを受けて京都では労働局などが建設現場を視察し作業員が涼むことが出来る場所などを確認していた。夏場には砂の表面温度が60度を超えることもある鳥取砂丘では、観光に訪れた親子が熱中症で倒れた想定での訓練が行われた。鳥取砂丘では昨年度、43人が熱中症の疑いで搬送され、うち1人がヘリコプターで搬送されている。