夏の全国高校野球できょう決勝戦が行われた。東東京の関東第一高校は初優勝をかけて京都国際高校と対戦。ともにチーム防御率1点台の投手陣と堅い守りで勝ち上がってきた両校。試合は決勝として初めてタイブレークの延長にもつれ込む大接戦となった。江戸川区にある関東第一高校内に設けられたパブリックビューイングの会場には400人以上の皆さんが東京からエールを送った。初優勝をかけた決勝戦で関東第一は堅い守りで京都国際の猛攻を防ぐ一方、打線は京都国際のエース、中崎の抜群のコントロールの前に9回まで抑え込まれた甲子園史上初めて決勝タイブレーク。フォアボールで押し出し、2点を奪われる。その裏、関東第一も同じくノーアウト満塁のチャンスに代打堀江が1点を返したものの初優勝には惜しくも届かなかった。関東第一は甲子園で戦った今大会5試合中4試合が1点差ゲームだった。最後こそ敗れてしまったが本当に接戦に強くてここぞの集中力も高くてすばらしいチームだった。胸を張って東京に帰ってきてほしい。