「枕草子」には京都を代表する神社仏閣についての記述もみることができる。伏見稲荷大社、稲荷山のお山めぐりは平安時代から行われていた。参道には今のような鳥居はなく、別の登り口から上がっていたと考えられている。清少納言は山を登る女性に遭遇し、そのたくましい姿を羨ましいと感じたと記している。清少納言が度々訪れた清水寺、当時も今と変わらず参拝者で賑わっていた。清水寺にこもった清少納言に貞子が詩を贈ったとされている。
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