この1週間、日本列島は35℃以上の猛暑日を観測する地点が相次いだ。6月としては史上初めて3日連続で猛暑日となった京都市。観光客もアイスクリーム小型扇風機を片手に歩いていた。福島県いわき市では6月の最高気温の記録を更新。先週、最も暑かったのは火曜日の甲府市で38.2℃。翌日には岐阜県多治見市で37.6℃を観測している。6月に入り猛暑日を記録した地点は253地点で2010年以降最多となっている。熱中症で救急搬送された人も急増。統計開始以降最多だった去年同時期に迫る勢いとなっている。暑さの原因は。去年の天気図と今年の天気図を比べると今年は梅雨前線が消え、真夏のように太平洋高気圧が大きく張り出してきている。気象予報士・森田は地球温暖化による海面水温の上昇が大きく影響していると指摘した。梅雨について森田は「少なくとも今年に関してはまた戻ってくると思う」などと述べた。今朝の最新の天気図では消えていた梅雨前線が再び現れている。