京都・木津川市立の小学校で、給食費など約5400万円が徴収されていなかった事を市の教育委員会が発表した。校長らが不足分約4600万円を立て替え、業者に支払っていたという。経緯として、2012年に事務職員が木津川市の小学校に着任。給食費や教材費など未納の保護者に催促せず未徴収に。不足分は自腹で立て替え、去年3月までに約2000万円となった。そして2024年、前年に着任した校長が未徴収を把握したものの、「大ごとにしたくない」とし教育委員会に報告せず、自らも約1700万円を自腹で立て替えたという。そして去年3月、事務職員が退職し約1700万円の未払いが残り、今年給食センターが未払いを市教委に相談し、今回の事態が発覚したという。市教委は徴収金の管理に問題があったとし校長に補填を要求、約900万円が支払われた。結果、校長は約2600万円、事務職員は約2000万円と、2人で約4600万円の立て替えとなった。市教委は残る未払い約800万円を校長に要求しているという。亀井正貴弁護士によると、現時点で校長が個人の財産で未払いの給食費などを負担する法的義務はないとしたものの、給食費の徴収業務に関し監視・監督する職務上の義務があるため、責任者として未払い分を補う必要があるとした。また、校長が任意に立て替えた費用は、未払いの保護者に請求する事ができるという。出演者らは、責任としては校長のさらに上に教育委員会が位置しているとし、教育委員会の対応に疑問の声を上げた。今後の対応として、学校毎だった給食費の管理を来年度からは公会計化、自治体の会計に組み込み、さらに給食費の管理システムを導入するという。
