膨大なデータを学習し様々な将来予測を可能にしているAIは資産運用の世界にも広がっている。ロボットによる投資はこれまでも存在していたが、ほとんどは決められた複数の運用コースで比率を一定に保って投資するものだった。一方、AI投資のROBOPROはAIによる未来予測に基づいて投資配分を毎月変動させる。サービス開始から3年半、運用を1年以上継続している人の約99%に含み益があるという。最大のメリットは感情的な判断をしないこと。課題にはAI投資では判断が一部ブラックボックスになるということがあった。そこで、8月からはリバランスレポートの配信を始めたという。開発したFOLIOのCEOは来年から始まる新NISAに対応できるAI投資サービスや金融商品をリリースしていくとした。