取材をした経済部の岡谷宏基記者の解説。AIが使える範囲というのが実際のビジネスの現場でもどんどん広がっている。生成AIの拡大の背景により高度な業務に活用する動きが広がっている。今月に入って国内外の企業が相次いで発表したのが指示をしなくても業務を実行する自律型のAI「AIエージェント」と呼ばれるもの。オンライン会議での会話の内容をAIが読み取ってみずからの判断で議論の手助けになるグラフなどを作成をし会議のスムーズな進行を手助けしてくれる。具体的に人間の側が指示をしなくても勝手に必要なデータを集めて出してくれるというもの。一方でAIの判断がすべて正しいとはかぎらないとも思うが、これはどう考えていけばいいだろうか。やはり今後もAIがさらに進化していくということを考えると人間とAIの間の役割分担がより重要になってくると専門家は指摘をしている。日本でもまさに今生成AIの普及に伴い、法規制の導入も含めたルール作りの検討というのが始まっている。AIをどう使うかを私たち人間の側が決めていくそうした全体設計がより重要になってくると感じた。