この日、丸の内TOEIの閉館プロジェクトの舞台挨拶に登場した北大路欣也。市川右太衛門を父に持ち、13歳で映画デビューした。転機となったのは、戦後の広島を舞台に、ヤクザの対立と内紛を描いた映画「仁義なき戦い」シリーズ。29歳の時に自ら出演を申し出たという。この作品を久々に観た北大路欣也は、よき時代、よき方々との出会いがあり今があると感じたなどと話した。82歳になった今も幅広く活躍する北大路欣也。体作りについては、若い頃、高倉健にジムに連れて行かれて、高倉健のメニューをやらされた、それから酒の量も減り、早く寝るようになったなどと話した。休日について、北大路欣也は、何も考えたくないとし、妻が美味しいご飯を作ってくれる、栄養バランスもよく、肉体のエネルギーになっているなどと話した。結婚生活は48年だという。