最高裁判所の長官に就任した今崎幸彦氏が「時代のニーズに適切に対応できるよう裁判所を挙げて取り組む」などと意気込みを語った。今崎長官は昨日の就任会見で、裁判手続きなどのデジタル化は「今後の司法の在り方を左右する重要な課題」とし、裁判の審理や判断の質の向上につなげる考えを示した。また、性的少数者の権利を巡る訴訟が相次いでいることについては「多角的な視点でバランスの取れた判断が必要で、裁判官はさまざまな立場の人との意見交換が大事だ」と話した。
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