工場で製造している最も小さなショベルカーは0.5トン。最も小さなショベルカーは壁際でも作業が可能で果樹園・農業用ハウスで活躍する。別の機種は旋回しても操縦席がはみ出ない。掘り起こす部分はバケット・アーム・ブームに分かれている。工場がミニショベルカーを始めたのが1974年で住宅や店舗つくりにミニショベルカーが求められた。国内で普及し海外にもチャレンジし約半分アメリカに出荷している。他にヨーロッパやアジアにも販売し約割が海外で活躍。
ショベルカーの製造現場を探検。組み立ての工程で大事なのが油で1台あたり多いもので油圧ホースを100本以上使う。油圧ホースは作業員が厳重にチェックする。油の量・スピードの調整で細かい動きが可能になる。コントロールバルブは油を制御していてレバーと連動している。
組み立てラインには37工程あり1工程を3～4人合計100人以上で1台を組み立てる。1日に約100台を製造していて1台ごとに違う機種を製造している。ショベルカーはすべて受注生産である。工場ではミスを防ぐ・作業効率を高める工夫がある。
製造工程は人の手に支えられている。製缶とは分厚い金属板を加工して部品を作る工程。溶接は基本ロボットだが仕上げは手作業で行う。溶接部分の温度は5000～20000℃で鉄が膨張しわずかにひずみが生まれる。
塗装はロボットが行い細かい部分は人の手で仕上げる。検査棟では丁寧な検査や動作チェックや外観チェックを行う。傷やムラが見つかれば修正する。