富田さんは日本社会がどんどん高齢化していく中で問題なのは医療問題や介護問題があり、社会問題課していると語る。ディップの北里さんは2025年には介護士や看護師が50万人足りなくなるという。少子高齢化の日本にとって深刻な問題であり、その現場のリアルな声にシーユーシー・ホスピスの鎌苅さんは職場からは人が足りないという声は日常茶飯事に聞こえてくるという。さらに入社する前のイメージと入社後のイメージが違い、退職する人も多いという。北里さんはなぜ人手不足なのか？を分析したが離職率とチャレンジする人がいないということ。離職する理由には業務の割に給料が安いということが大きいという。ディップはそうした問題を解決するためにナースではたらこと介護ではたらこ
を立ち上げその介護人材の供給に力を入れているという。人材紹介サービスで人材を募り、DXを活用し無駄な作業を削減し離職を軽減する。またコロナで介護士に転職した人たちの中には介護にやりがいを見出した人もいて、ディップとしてはそこから時給アップとやりがいがあるような取り組みをしてきたいという。
ディップを通じて介護職に転職した矢崎さんは転職するにも情報が多く、ナースではたらこに登録したという。情報と面接を組んでほしいとお願いしたという。さらに今勤めている第1希望の会社はすでに面接を締め切っていたがそこにいきたいという思いは強く、また募集をしていた時に声をかけてくれたのはディップだけだったと話した。こうしたユーザーファーストで社会課題を解決していきたいという。富田さんは介護や医療の人手不足の問題については国も取り組むべきだ語り、官民一体になってやらなければ解決できないと答えた。またその現状については、問題が今ここにあり多くの企業がこの問題に取り組んでおり、社会問題が大きいほどビジネスチャンスがあり、さらなる企業が取り組んでいくはずだと答えた。またこの業界の給料をあげることも課題の一つだと答えた。