首都圏のセリ鍋提供店は約10年で4.2倍に増えている。東京・神田の「すりみや 神田淡路町店」では客の9割がセリ鍋を食べるとのこと。セリは栄養価も豊富で、カロテンやビタミンC、ケルセチンなどが含まれている。スタジオではJA仙台のホームページに掲載されているレシピの「セリごはん」と「セリの厚焼き玉子」を紹介。試食した満里奈さんは「美味しい」などとコメントした。今年のセリの月別平均卸売価格は過去5年の平均を1年を通して上回っており、出荷額も2023年度は過去最高を更新したという。セリの人気拡大の要因について専門家は「東日本大震災以降、都内の飲食店などが復興応援の形で宮城県産のセリなどを使ったセリ鍋の提供を始めたことで知名度が上がったのではないか」などとしている。さらにセリは韓国でもブームになっており、セリを使ったチヂミを試食した山之内さんは「美味しい」などとコメントした。