3年前の熊本豪雨で自宅が流された中神さんが住んでいた集落は球磨川に隣接、浸水でほとんどの民家が被害にあった。それでも犠牲者は出なかった。村で水害の語り部をしている山口さんは近所の人々に高台への避難を呼びかけ、浸水前にほとんどの人たちが高台に避難したため、犠牲者が出なかった。過去にも水害があった球磨村では以前から防災に力を入れてきた。村では災害を想定した防災行動を時系列で計画、年に1度全村民を対象に避難訓練などを行っている。
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