震度7を記録した氷川町。緒方忍さんの自宅は倒壊し、母が一時下敷きになったという。現在は倒壊を免れた小屋で生活している。10年前の地震で被害をうけ、建て替えをしていた。築60年の建物で震度6強以上でも倒壊しない新耐震基準を満たしていなかった。国土交通省の推計では、全国の住宅の耐震化率は2023年に90%。一方で多くの住宅が倒壊した氷川町は2020年末で55%。日奈久断層帯の割れ残りが割れた場合に最大で、震度7が予測される津奈木町は、2010年に耐震化率は40%。街の職員は耐震化率は大きく向上していないと話す。耐震化が進まないのは費用。熊本県内では、耐震改修工事を行う際には157万5000円を上限に補助を受けられる。工事費は時に数百万円にのぼる。地域防災に詳しい松本大学の入江教授は耐震化の補助金を増やすべきと話している。耐震化率が大きく変化した地域は益城町。2012年に耐震化率は63.3%。2016年の地震では3000棟以上が全壊。直接死で20人が死亡した。建て替えが進んだこともあり、去年10月の耐震化率は87.2%と20ポイント以上上昇。今回の地震では震度6強で揺れの程度に差はあるものの、全壊が確認された自宅は41棟。犠牲者は出ていない。
森田みゆきさんは氷川町の自宅から、30キロ離れた熊本市の住宅を訪れていた。ここに住めば断層帯の割れ残りから離れることができる。転校したくない翔陽くんのため、片道1時間をかけて毎日送迎するという。あの日から1ヶ月。メダカ店と営む園田幹彦さん。この場所で再出発を決めたという。
森田みゆきさんは氷川町の自宅から、30キロ離れた熊本市の住宅を訪れていた。ここに住めば断層帯の割れ残りから離れることができる。転校したくない翔陽くんのため、片道1時間をかけて毎日送迎するという。あの日から1ヶ月。メダカ店と営む園田幹彦さん。この場所で再出発を決めたという。
