2026年9月12日放送 4:50 - 5:20 テレビ朝日

テレメンタリー2026
「割れ残りの大地で〜足下に潜む脅威〜」

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

テレメンタリー2026
割れ残りの大地で〜足下に潜む脅威〜

7月28日の午後4時27分に熊本県内を最大震度7の地震が襲った。38人が犠牲となり、住宅被害は6万棟に。この地震を引き起こしたのは地表に姿を表した活断層だった。10年で3度の震度7に見舞われた熊本。まだ終わりではない。

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震度7の揺れを記録した熊本県氷川町。護念寺は地震の影響で利用できなくなった放課後児童クラブに変化し、夏休み中の子どもたちを受け入れていた。森田翔陽くんは 小学5年生。その通学路も地震で様変わりした。東北大学の遠田晋次教授が見ていたのは地震を引き起こした日奈久断層帯。10年前に発生した熊本地震。益城町で2度震度7を記録し、関連死を含めて278人が亡くなった。3年前に熊本県内で放送されたニュースの映像では、遠田教授は当時、10年前の震度7は日奈久断層帯の北部が動いたもの。その後遠田教授は断層の動きを計算し、赤く示したエリアで地震が起きやすくなっていると指摘。今回の地震はその予見通りに赤いエリアの中で発生した。新たな予見には、南の断層が動いていないのでそのしわ寄せのための大きな地震が発生する可能性を示唆した。

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今回の揺れで、地震が起きやすいエリアに変化があったという。特に警戒をよびかけるのは断層帯の南部。割れ残りが残っていて、長さは40キロに及ぶ。震度7を記録した宇城市。メダカ店を営む園田幹彦さんは以前、熊本市で本屋と喫茶店を営んでいた。10年前の熊本地震では、震度6強の揺れに見舞われた。商品の1万5000匹のメダカがほとんど死んでしまい、店舗に隣接する自宅は住めない状態に。敷地の真下には危険性を言われていた日奈久断層帯があった。猛暑日が続く中でビニールハウス生活している。終の棲家として移り住んだが家族の思いは複雑だという。氷川町にある森田翔陽くんの自宅。母と兄弟4人で住んでいたが地震で半壊し、住むことができなくなった。母のみゆきさんは遠く離れた場所へ引っ越しを検討しているが、割れ残りもその一つ。転校を嫌がる子供の意見を尊重しようにも、氷川町では多くの賃貸物件も被災し、車中泊が続いていた。護念寺で開かれた夏祭り。ここに来れば大好きな友達と過ごすことができる。

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震度7を記録した氷川町。緒方忍さんの自宅は倒壊し、母が一時下敷きになったという。現在は倒壊を免れた小屋で生活している。10年前の地震で被害をうけ、建て替えをしていた。築60年の建物で震度6強以上でも倒壊しない新耐震基準を満たしていなかった。国土交通省の推計では、全国の住宅の耐震化率は2023年に90%。一方で多くの住宅が倒壊した氷川町は2020年末で55%。日奈久断層帯の割れ残りが割れた場合に最大で、震度7が予測される津奈木町は、2010年に耐震化率は40%。街の職員は耐震化率は大きく向上していないと話す。耐震化が進まないのは費用。熊本県内では、耐震改修工事を行う際には157万5000円を上限に補助を受けられる。工事費は時に数百万円にのぼる。地域防災に詳しい松本大学の入江教授は耐震化の補助金を増やすべきと話している。耐震化率が大きく変化した地域は益城町。2012年に耐震化率は63.3%。2016年の地震では3000棟以上が全壊。直接死で20人が死亡した。建て替えが進んだこともあり、去年10月の耐震化率は87.2%と20ポイント以上上昇。今回の地震では震度6強で揺れの程度に差はあるものの、全壊が確認された自宅は41棟。犠牲者は出ていない。

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森田みゆきさんは氷川町の自宅から、30キロ離れた熊本市の住宅を訪れていた。ここに住めば断層帯の割れ残りから離れることができる。転校したくない翔陽くんのため、片道1時間をかけて毎日送迎するという。あの日から1ヶ月。メダカ店と営む園田幹彦さん。この場所で再出発を決めたという。

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(エンディング)
エンディング

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