きょうから衆議院の予算委員会が始まる。委員長は30年ぶりに野党が務める。立憲民主党・野田代表は、「改革の本丸は企業・団体献金の禁止だと思っている」と発言。石破総理は「もうなくすことになったのが合意だよねっていう言説があちらこちらでなされることでございますがそうではないのだと」回答。1994年、政党交付金導入に伴い政治家個人に対して禁止。全面禁止に向け「5年後に見直す」とされた。この認識をめぐり石破総理は与野党で齟齬があると訴えた。野田代表は「責任をもって30年前の宿題を片付けようではありませんか、いかがでしょうか」と呼びかけ、石破総理は「企業、団体献金を廃止すべきだということは全く書いていない。禁止よりも公開ということだと思っている」と話した。与野党の認識を統一しないと議論が食い違うと指摘。年内の決着を求めた野田代表に対し、石破総理は企業・団体献金そのものが悪ではないとし平行線をたどる。