JR西日本が来年4月から導入する1か月あたりの総労働時間を維持したまま週に3日休むことを選択できる勤務制度。全従業員の4分の1にあたる事務系の約6000人の社員が対象。選択的週休3日制の導入はJR各社では初めて。ことし12月からは小学3年生までの子どもを育てているすべての職種の社員が1か月あたり8日の休みを追加できる制度や、難病や障害のある子の親は1か月で最大4日の休みを追加できる制度も拡充する。鉄道業界では松山市に本社がある伊予鉄グループが去年から土日に加え水曜も休みとなる完全週休3日制を導入していて、多様な働き方が広がっている。