JR恵比寿駅前で出会ったBENIさん(28歳)は緊縛師。タクシー代を負担して渋谷の自宅までついて行った。推定距離は2.4km、料金は1,400円だった。築30年の1LDK。玄関には縄の洋服のショーに向けて購入した大量の縄があった。テーブルの下には本がたくさんあり、緊縛の歴史について語ってくれた。緊縛は流派によってルールや縛りの型が違い、BENIさんの流派は「一縄」。美しさに重点を置いて綺麗に仕上げる。料理はする。豚汁と麻婆豆腐が好きだという。ショーの時に着る服を見せてくれた。令和版ハイパーセーラー服だという。6~7年前はショーガールをやっていたが、自分にもっとあうものがあるのではないかと思って、世界中のショーを見に行った。フランスで見たロープを使ったショーが日本の緊縛からインスピレーションを受けたと知り、気づいたら緊縛のモデルになっていた。岡田ディレクターが後手縛りを体験した。背中側で両手首を拘束する縛りの総称、流派によって様々な結び方がある。音楽やファッションなど緊縛を色んな日本の文化と融合させ世界へ発信していきたいという。恵比寿駅でBENIさんの家について行ったら…新しい扉が開きました。