衆院選で与党が過半数割れした影響。憲法審査会長は立憲民主党・枝野元代表が務める見通し。立憲民主党は、憲法改正には慎重な立場。さらに衆院選の結果、与党と憲法改正に前向きな立場の改憲勢力が3分の2を割り込んだ。予算委員長は立憲民主党・安住前国対委員長。委員会の開催や採決のスケジュールを決める大きな権限を持っており閣僚らの答弁が不十分だと判断すれば再答弁を促すこともできる。自民党内では2025年度予算案の年度内の成立は難しいのではないかの見方も出ている。また、前の臨時国会で予算委員長を務めた伊藤元金融担当大臣は、予算案は成立できなければ、政権の命運は尽きると危機感を募らせている。ある自民党幹部は来年春の石破総理の退陣論にも言及している。