気象庁によると台風17号はきょう午後3時には小笠原諸島の父島の西北西130キロの海上を1時間に25キロの速さで北へ進んでいる。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで中心の北東側390キロ以内と南西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。台風は小笠原諸島から遠ざかりつつあるが雨や風が強い状態が続くほか海上はこのあとしばらくうねりを伴って大しけが続く見込み。その後、台風はあすの午前中には伊豆諸島に最も接近し関東の東の海上を進む見込みで伊豆諸島南部では、あすにかけて雷を伴って激しい雨が降るおそれがある。また風も強まり伊豆諸島のあすの最大風速は17メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されている。気象庁は小笠原諸島では高波に警戒するとともに土砂災害に十分注意し強風にも注意するよう呼びかけている。伊豆諸島ではあすにかけて土砂災害に十分注意するとともに強風や高波、落雷、竜巻などの激しい突風にも注意が必要。