- 出演者
- 北野剛寛 船木正人 安藤結衣 佐々木芳史 黒田菜月
オープニング映像。
伊豆諸島の南にある台風2号。あす未明までに熱帯低気圧に変わり、伊豆諸島や関東に近づく見込み。温かく湿った空気が流れ込むため、関東では局地的に激しい雨が降る恐れがある。土砂災害や低い土地の浸水に注意が必要。
先週から厳しい暑さが続いていて、熱中症とみられる症状で搬送される人が増えている。週末から週明けにかけても真夏日が予想されていて注意が必要。去年の夏、東京23区で熱中症の疑いで亡くなった人は306人。86%が65歳以上の高齢者。さらに95%が屋内で亡くなったという。先週、川崎市の保健師たちが訪ねたのは高齢者の体操教室。ここで配ったのが熱中症対策を解説したチラシ。これに貼ってある黒いテープは室温によって色が変わり、温度が表示される仕組み。赤い枠を付け、28℃以上になったらエアコンを使うように呼びかけている。民生委員が高齢者の家をまわって、家でどのようにエアコンを使っているのか、状況を見てアドバイスをしている。エアコンをつけていない部屋は34℃。自分の感覚ではなく、温度計を使って室温を確認するようにアドバイスをした。川崎市では熱中症対策を見える化する実験を行っていた。日傘を使用した人の頭の温度は35.6℃、帽子を被った人は37.5℃、何もしていない人は51.2℃。また、服の色によっても温度差が出る。白いTシャツは35.1℃だが、黒いTシャツは39.7℃。川崎市では実験結果もチラシに掲載し、効果的な対策をとってもらうよう促している。NHKの気象情報で伝えている熱中症のマーク「熱中症ぼうや」も見える化のひとつ。
東京メトロ丸ノ内線は朝のラッシュ時には2分に1本の間隔で運行。頻繁する遅延に悩まされていた。地下鉄で新たに導入された列車の制御システム、カギになるのは無線機。運転席や路線上に無線機を設置。去年12月から列車の位置を正確に把握できるようになったことで、遅延を速やかに解消できるようになった。これまでの仕組みでは列車の位置は信号機で区切った一定の区間内にいることしか分からなかった。そのため、遅延した列車が前に進んでも一定の区間を抜けるまでは後続の列車は前に詰めることができなかった。連鎖的に遅れが広がり、定時運行に戻すまでに数時間かかることもあった。新たなシステムでは前の列車との間隔を1m単位で把握。安全な距離を保ちながら、間隔を詰めることが可能になり、後続の列車への影響を最小限にすることができるようになった。導入前は朝のラッシュで遅れが発生すると、10時台まで遅れが続いていたが、導入後は遅れが出ても短時間で解消できることが確認された。また、5分以上遅れた場合に発行する遅延証明書を出した日数を比べると、平均で半分以下に減少した。会社では来年度以降、日比谷線と半蔵門線にもこのシステムを順次導入する計画。
2018年、路線ごとに5分以上の遅れで発行する遅延証明書を発行した日数をまとめたところ、平日20日間のうち、千代田線(東京メトロ)では19.2日、中央線(JR東日本)では19日、小田急線(小田急)では18.8日とほとんど毎日発行していることが分かった。小規模な遅れの多くは混雑で乗り降りの時間が長くなることが原因。鉄道各社は整列乗車の呼びかけや誘導員の増員、ワイドドア車を導入するなどして対策に取り組んできた。今回の技術は革新的な技術とされている。東京メトロ以外でも導入を検討する動きが広がっているという。
関東地方の気象情報を伝えた。
小型カートを運転して都心の名所などを巡る「公道カート」は、外国人観光客に人気の一方、運転マナーや騒音をめぐり、渋谷区民から苦情が相次いでいた。区は対策として関連する条例を改正し、来月1日から新たに公道カートの貸し出しを始める事業者に対し、営業時間などの届け出や、住民を対象に説明会を行うことなどを求めることとしている。条例に違反した事業者は区のホームページなどで公表するほか、すでに区内で営業している6つの事業所についても、ルールの順守や住民への配慮などを求めることにしている。
子どもが住宅の窓やベランダから転落する事故が相次いでいることを受けて、消費者庁の安全調査委員会が報告書を公表。過去の事故の約7割で椅子やベッドなど“足がかり”が近くにあったという。消費者事故調は国に対し再発防止策として、家具や室外機が足がかりとならないよう配置の工夫を保護者に周知啓発することなどを求めた。
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かき氷の販売額(2024年)は964億円と過去最高を記録した。東京駅にほど近い大型複合施設には全国各地にあるかき氷専門店を通年で楽しめる場所があり、店のラインナップは一週間~1ヶ月単位で入れ替わる。運営しているのは日本かき氷協会。品川区にある専門店では創業以来、18年間で1000種類以上のかき氷を開発してきた。店主の今智子さんは美大出身で、メレンゲの焼き菓子をデザインするなど美的センスも支持されている。元フレンチシェフの中北若葉さんは2年前、かき氷専門店をオープン。自ら卸売市場に通い、旬の食材を選んだり、新作のアイデアを膨らませる。かき氷で季節の旬を味わえるようにしていきたいという。
4月、東京・墨田区の賛育会病院にへその緒がついた赤ちゃんが預けられた。預けた人の姿はなく、置かれた手紙には「お金がなく、育てることができません。身勝手で申し訳ありませんが、この子にはどうか生きてほしいです」と記されていた。また、取材に応じた女性は交際相手との子どもを妊娠したが、就職を控えていたので中絶を決断。だが、実行に移せず、家族にも打ち明けることができずにいた。自宅で出産し、交際相手と2人で関西地方から病院までやってきたという。病院スタッフとやり取りするなか、女性は両親に出産したことを伝え、児童相談所の支援を受けながら、赤ちゃんを育てていくことになった。賀藤院長は「赤ちゃんの将来を考えるのであれば、そうした女性たちを社会がどうサポートするのか考えないといけません。一民間病院だけが抱え込む問題ではないと感じています」と話す。予期せぬ妊娠に悩んだときは、厚生労働省のホームページでは、地域の相談先リストを紹介している。
横浜市で8月に開催されるアフリカ開発会議に向け、多くの人が行き交う横浜駅でテロ対策を強化するため警察と鉄道事業者が協定を結んだ。駅の利用者には電子看板などを通じて注意を呼びかけるとともに、警察は今後、警察官が電車に乗るなどして警戒を強化することにしている。
千葉県の南房総地域で新盆を迎える際に飾る「房州切子」と呼ばれる灯籠の制作が最盛期を迎えている。館山市の中村俊一さんは10年ほど前に弟子入りして伝統の技を受け継ぎ、今では房州切子をつくるただ1人の職人となっている。
東京・千代田区にある東京トーチタワーの工事現場から中継。現在、地下の工事が行われているなか、付近には新幹線、高速道路、地下鉄が走行している。地盤がズレないような工法など様々な手法を組み合わせている。
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台風2号の予想進路、関東地方の気象情報を伝えた。
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- 台風2号
エンディングにて、熱中症予防の”かきくけこ”を紹介。かは風通しのよい服装、きは休憩、くはクーラーの使用、けは健康管理、こはこまめの水分補給。
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- 熱中症
「NHKニュース7」の番組宣伝。