モーニング娘。やAKB48などのダンスの振付を手掛けたダンスプロデューサーの夏まゆみさんはガンで今年6月に亡くなった。そのお別れの会が行われた。300組以上の振り付けを担当し、一流のアイドルの育ての親と呼ばれた。30年以上に渡るダンスの指導で夏さんは言葉で伝えることを大切にしていたという。亡くなる三ヶ月前に発表した書籍では、夏さん自身が選んだ72の言葉が書かれている。その一つが自分の能力や魅力を発揮する場所を見つけ努力ができれば誰もが輝くことができるとの言葉を残した。長野五輪の閉会式の振り付けも担当した夏さんは多くの人にダンスの文化を広げたいという思いに溢れた生涯だった。