伝染性紅斑いわゆるリンゴ病の患者数が過去10年で最多となっている。おととい発表された最新の統計では感染者数は1医療機関あたり1.30人になっている。現在10の道と県で警報の基準を超えており、今年の入ってからの感染者の総数は3万9198人となっている。リンゴ病は10~20日の潜伏期間の後に微熱や風邪の症状がみられ、続いて両頬がりんごのように赤くなる感染症。感染者の咳などによる飛沫や接触により感染し特別な治療法はない。大人への感染には特に注意が必要なケースがあり、妊婦の方が感染すると胎盤を通じて胎児に感染することがあるという。