ソニー銀行は来月から変動型の住宅ローンの基準金利を0.2%引き上げ、年2.007%にする。来月以降、新規で借り入れる場合返済額が増えるほか借り入れ済みのローンについては11月1日が基準日となり金利が変わらなかった場合、来年1月から今回の引き上げ分が反映される見通し。住宅ローン比較サイト「モゲチェック」の試算によると元本3500万円、35年ローンの場合、最優遇金利で借りている人の毎月返済額は、およそ3000円増える。ローン利用者のおよそ7割が選んでいる変動型の住宅ローン金利をめぐっては、住信SBIネット銀行が基準としている短期プライムレートを5月に0.1%引き上げたほか、auじぶん銀行も今月から新規契約者向けの最優遇金利を0.01%引き上げた。