陸上自衛隊の輸送機オスプレイは今日から佐賀県への配備が始まる。防衛省は「飛行の安全を最優先に配備を進めていく」としている。オスプレイでの輸送を想定しているのが、離島の防衛を主な任務とする「水陸機動団」。水陸機動団は長崎県佐世保市の相浦駐屯地に主力部隊が置かれていて、佐賀駐屯地からは直線距離でおよそ60キロと近いことから、オスプレイを使ってより迅速に部隊を離島に運ぶことができるとしている。一方、オスプレイは、2007年にアメリカ軍で運用が開始されて以降、乗員が死亡したり機体が大破したりした、重大事故が繰り返し起きている。