千葉県佐倉市の住宅街を走る山万ユーカリが丘線。40年以上にわたって、地元の人たちの足として親しまれている。車内に冷房は設置されていないが、その代わりに夏には冷たいおしぼりの提供があることでも知られている。乗車する際、交通系ICカードは利用できず、これまでは現金で乗車券を購入する必要があった。今月15日から全国初の顔認証を活用した乗車システムが本格導入された。普段から通勤でこの路線を使用するという男性。顔認証を利用するのはこの日が初。「非常に簡単で良いですね。ばっちり使おうと思います」と話した。専門のウェブサイトで事前に自分の顔やクレジットカード情報などを登録すれば、その場ですぐに利用することができるという。杉村は「こういうデジタル化は大賛成。認証されなかった時の心構えとして心配ないことをちゃんと通知してほしい」等とコメント。