昨夜、吹雪となった福島県・猪苗代町。道路は一面雪で覆われていた。きのう低気圧や前線の影響で北日本や日本海側を中心に荒れた天気となり、新潟市・巻では11月としては観測史上最も強い最大瞬間風速30.8メートルを観測した。一方、東京都心は最高気温が先週金曜日に24度を超え土日は一転して冬の寒さに。そしてきのうは再び22.5度と10月中旬並の暖かさとなった。野外に設置されたスケートリンクの氷は暖かい空気と強い日に照らされ、一部が溶けていた。このスケートリンクは20度以下の気温を前提に作られているため、氷が溶けすぎると営業を停止せざるを得ないという。そして夜まで氷の状態が戻らないと判断し、きのうの営業は中止となった。暖かさの影響は野菜にも。本来であれば高さ30センチメートルほどのロメインレタスが異例の暑さで70センチほどの厚さで成長。芽が出るまで成長したため、売り物にならず廃棄せざるを得ないという。去年のこの時期、まだ収穫し始めたばかりだった白菜だが、今年は育ちすぎてしまったため、現在は土掛けとなった畑が広がっていた。都内のスーパーでは、先月150円前後だった白菜の価格は機能は96円となっていた。野菜の価格にも影響を与えている気温の乱高下はいつまで続くのか、「よミとく」のコーナーで詳しくお伝えする。