量子コンピューターは、これまでのスーパーコンピューターでは不可能な計算を行うことができ、これまでになかった医薬品の開発や金融などさまざまな分野で革新を起こすと考えられ、開発競争が行われている。富士通などは、情報を処理する「量子ビット」が256個のものを発表していたが、実用化に向けてさらなる大規模化を進める一方で、計算の効率化を図ってきた。富士通と大阪大学がきのう発表した新たな技術では、従来74万量子ビットの規模が必要だった創薬の計算について、4万ほどの量子ビットで行えるという。富士通は、2030年には1万量子ビットを超える量子コンピューターの開発を目指している。
