脊髄梗塞を発症し現在リハビリに励んでいる佐藤弘道さんが書いた「感謝と前進」という言葉の理由とは。先週金曜日、佐藤弘道さんは都内病院でリハビリを行っていた。今年6月、激痛に襲われ、足が麻痺した状態に。そして告げられたのは脊髄梗塞という病名だった。佐藤弘道さんの場合、脊髄の3分の1が梗塞を起こしてしまったという。調べて、治らない病気とかいてあったので落ち込んだと明かす佐藤弘道さん。一生歩けないかもしれないという思いの中、必死のリハビリで立つことができるようになったという。発症から約5か月の現在、歩けるまでに回復した。定期的に通院しながらジムでリハビリとトレーニングを行っているという。一見スムーズな歩行に見えるが、本人は病前を100%とすると現状は20~30%の状態だという。足の先の方の感覚がないので足の指の使い方がうまくできないという。いまだ、下半身の麻痺は残ったままのため、知らないうちにどこかにぶつけているのか血豆ができることもあるという。脊髄梗塞は神経細胞が一度壊死してしまうため、どこまで元の状態に戻るかは分からないという。先の見えないリハビリ生活だが、病気に負けられない理由があるという。