トヨタ自動車の営業収益は45兆953億円となり、過去最高を更新。本業の儲けを示す営業利益は前年度から96.4%増の5兆3529億円となった。また最終利益は4兆9449億円となり、過去最高を更新した。会社は今年度1年間の業績予想も発表し、営業利益は4兆3000億円、最終利益は3兆5700億円と減益の見通しを示した。EV・AIなど成長領域への投資の他、仕入先の支援や職場環境の改善などに2兆円の投資を行うことが理由だとしている。一方、トヨタはこれまで一部にしか認めていなかった、65歳以上の従業員の再雇用を、8月から全職種に拡大することとなった。高い専門知識・技能を持ち、職場が必要と判断した従業員が対象で、人で不足の解消や人材育成につなげる狙いだ。