「光免疫療法」は、のどや口の中などにできる「頭けい部がん」の患者が対象で、がん細胞に付着する特殊な薬を点滴で投与したあと、患部にレーザー光を当てることで、正常な細胞を傷つけずにがん細胞だけを破壊する新たな治療法。この治療を担当した佐賀大学医学部耳鼻咽喉科頭頸部外科・杉山庸一郎教授によると今月20日、県内に住む高齢の男性がのどにできたがんの治療を佐賀大学医学部附属病院で受けたという。「光免疫療法」が県内で行われたのは、これが初めて。「光免疫療法」は放射線や手術、抗がん剤といった従来の治療法では対応が難しい場合などに適用が認められ、最大4回まで行うことが可能で、これまで治療が難しかった患者の新たな選択肢になると期待されている。
住所: 佐賀県佐賀市鍋島5-1-1
URL: http://www.hospital.med.saga-u.ac.jp/hp/
URL: http://www.hospital.med.saga-u.ac.jp/hp/