大手企業の社員とその家族ら約2800万人が加入する全国の健康保険組合の決算見込みで47.9%にあたる660の組合が赤字となった。経常支出は3.2%増え、9兆2531億円、このうち高齢者医療への拠出は過去最高の3兆8591億円となった。全体収支は賃上げで保険料収入増のため2年ぶりの145億円の黒字。現役世代に負担が偏っている。健康保険組合連合会は現在70歳~74歳の窓口負担2割から3割に引き上げることを提言した。
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