今日発表された中国の1月の消費者物価指数は前の年と比べ+0.2%と前の月の0.8%から大幅に鈍化してデフレへの懸念が一段と強まっている。こうした中、消費者は節約志向を強めていてその受け皿となっているのが中古品市場。中国政府も消費の起爆剤として期待を寄せる循環経済の最前線を取材した。北京市内のスーパー。週末から大型連休、春節となるため食品売り場には買いだめする客の姿が見られた。ただ、スーパーのにぎわいとは裏腹に、今日発表された1月の中国の消費者物価指数はプラス0.2%にとどまり前月のプラス0.8%から縮小した。中国では豚肉や卵の価格が下がっている。卵は-9.2%また豚肉は-13.7%と大きく下落。食品全体では-0.7%となっている。また、自動車やガソリン軽油などの交通関連も下落していて内需の弱さが浮き彫りとなっている。
去年6月に北京市内にオープンした中古ブランド品などを扱う「超級転転」。3000平方メートルの売り場にブランドバッグや高級時計さらには、日本メーカーのゲーム機などおよそ3万点の中古品が並んでいる。この店舗を運営するのは中国の中古品オンライン取引大手の「転転」。中国での買い物はオンラインが主流となっているが、こちらの店舗では実際に商品に触れることができる体験型がコンセプトになっており、新たな業態として展開している。高級ブランド、ルイヴィトンのコーナーでは価格は商品に付いているQRコードをスマートフォンで読み込むと表示される仕組み。さらにスマホ上では、傷の位置の確認もできるうえ専門家による鑑定結果も閲覧可能。オンライン取引ではできない実物に触れる体験とプロが担保する真がんの裏付けが高い信頼を生み人気となっている。以前は新品志向が根強くあった中国の人々だが、経済が低迷する中、消費行動が変化しつつあるようだ。こうした中、中国政府が打ち出しているのが循環経済。環境保護のためのリサイクル経済を活性化するほかブランド品だけでなくスマートフォンや自動車などの中古品の取引市場を拡大させ消費拡大の起爆剤にしたい考えだ。中国商務省によると2024年の国内の中古取引額は1兆6900億元、日本円でおよそ37兆円に達し前の年と比べ28%増加。政府も粗悪品の取り締まりを進めるほか中古品の定義や基準を整備して信頼性を向上させるとしている。北京市内では大型の店舗以外だけでなく個人で中古品を取り扱う小規模店舗も目立ってきている。ただ、中国の商品に詳しい専門家は中古市場の拡大はさらなるデフレ圧力になりかねないとも指摘する。習近平指導部は経済政策の方針を決める中央経済工作会議で「物価を合理的に引き上げる」と述べるなどデフレ抑制に躍起になっているが難しいかじ取りを迫られている。
去年6月に北京市内にオープンした中古ブランド品などを扱う「超級転転」。3000平方メートルの売り場にブランドバッグや高級時計さらには、日本メーカーのゲーム機などおよそ3万点の中古品が並んでいる。この店舗を運営するのは中国の中古品オンライン取引大手の「転転」。中国での買い物はオンラインが主流となっているが、こちらの店舗では実際に商品に触れることができる体験型がコンセプトになっており、新たな業態として展開している。高級ブランド、ルイヴィトンのコーナーでは価格は商品に付いているQRコードをスマートフォンで読み込むと表示される仕組み。さらにスマホ上では、傷の位置の確認もできるうえ専門家による鑑定結果も閲覧可能。オンライン取引ではできない実物に触れる体験とプロが担保する真がんの裏付けが高い信頼を生み人気となっている。以前は新品志向が根強くあった中国の人々だが、経済が低迷する中、消費行動が変化しつつあるようだ。こうした中、中国政府が打ち出しているのが循環経済。環境保護のためのリサイクル経済を活性化するほかブランド品だけでなくスマートフォンや自動車などの中古品の取引市場を拡大させ消費拡大の起爆剤にしたい考えだ。中国商務省によると2024年の国内の中古取引額は1兆6900億元、日本円でおよそ37兆円に達し前の年と比べ28%増加。政府も粗悪品の取り締まりを進めるほか中古品の定義や基準を整備して信頼性を向上させるとしている。北京市内では大型の店舗以外だけでなく個人で中古品を取り扱う小規模店舗も目立ってきている。ただ、中国の商品に詳しい専門家は中古市場の拡大はさらなるデフレ圧力になりかねないとも指摘する。習近平指導部は経済政策の方針を決める中央経済工作会議で「物価を合理的に引き上げる」と述べるなどデフレ抑制に躍起になっているが難しいかじ取りを迫られている。
