雄谷は今ごちゃまぜで地域を元気にしてきた手法で復興支援に取り組んでいる。この日訪ねたのは輪島の老舗のしょう油蔵。地域で長年愛されるサクラ醤油を作ってきた築120年以上の蔵は今回の地震で倒壊した。今回の地震で最大震度7となった輪島市では8000棟以上の住宅が全半壊。多くの人が住まいや生業を失った。この蔵も再建を模索中だが代々受け継いできた木桶は使えるかどうかわからない状態。雄谷は悪だくみをすると答えたが、ここに屋台村を作るという。入るのは店を失った輪島の約の飲食店。コストも人手も少なく済む屋台を再建の第一歩にしてもらおうと考えた。