このテーマについては、NHKにもそれぞれの立場から150件を超える意見が寄せられている。埼玉県教委はきのうから県内に住んでいる、もしくは県内の学校に通う中学生と高校生などを対象にしたウェブのアンケート調査を始めた。対象者は100万人を超える大規模なもので、共学化への賛否だけではなくて今の学校で自分の力を発揮できるかや男子、女子の固定的な役割分担意識にとらわれずに学校生活が送れているかなど8項目について質問している。実は埼玉県では20年ほど前にも同じような勧告がきっかけでこのテーマが議論になっただが、当時は校長先生を対象にしたアンケート調査が行われた一方で生徒を対象にしたアンケートは行われなかった。そのことも今回のアンケートにつながったと県教育委員会では話している。ことしの8月にまとめられる報告書にこういった意見を反映するほどに重要視しているということで子どもたちの声がどう反映されていくのかしっかり見守りたいと思う。アンケートの回答期限は来月17日となっている。