きょう横浜市内の各地のバス停にできた大行列。乗客が並んでいたのは、横浜市保土ヶ谷区の団地から横浜駅へと向かう路線バス。この路線の新しい時刻表と以前の時刻表を比べると、平日の日中の運行本数は1時間に2本から1本に減少。大幅な減便の理由は運転手労働規制の強化「2024年問題」への対応。横浜市営バスは先月のダイヤ改正で290本を減便。さらに先月22日に追加で77本の減便を発表。運行本数が367本も減るという異例の事態となった。今年に入り、この路線を担当する営業所で職員9人が辞め、運転手不足で運行体制を維持できなったという。交通局は人材確保大作戦として給与底上げや住宅手当増額等の待遇改善策を実施。今月から募集をスタートした。