JA全中の山野会長はキャベツなど、野菜の高値が続いていることについて、きょうの会見で、天候不順による育ちの遅れや品質の不良で、数量が減少したことが要因だと述べたうえで、今後、主な産地が移ることで出荷量が増加し、価格が落ち着くという見通しを示した。その上で、高値が続いた場合、消費が落ち込むおそれがあるとして、産地の間で連携し、安定供給を行う姿勢を示した。一方、コメの高値が続いていることについて、コストもかかり、高い価格ではないと思っているが、高値が続けば、消費者のコメ離れにもつながり、適正な価格を求めていきたいと述べた。