注目は予算案の中身、何世紀もの間、何百人もの財務相が予算案を議会に届けてきたが、女性が行うのは初めて。しかも大規模な借り入れに大規模な支出、大規模な増税と、大規模づくしの予算案である。労働党政権による予算案発表はほぼ15年ぶり。経済成長、投資に言及。リーブス財務相は保守党が請求書を残したことを主張。保守党が公共サービスの課題規模の分析をあやまったために約8兆円の増税が必要だという。増税の多くは雇用主が支払う国民保険料の引き上げ分。野党がこの選択に反対するなら、緊縮財政、混乱、不安定さを選ぶということだとしている。スナク氏は「労働党は国民が思う以上に税金も借り入れも支出も増やすと警告した。労働党は否定したがきょう真実が明らかになった」などと述べた。リーヴス財務相は「このような予算を繰り返したくないが必要」などと述べた。