一昨日の全国高校サッカー選手権、石川星稜と市立船橋の3回戦。能登半島地震の影響で地元から来るはずだった応援団がたどりつけず、それでも関東のOBやOGが来場。そして、チームカラーの黄色いポリ袋に手書きで星稜と書き入れた急増ユニホームで応援に駆け付けたのは大みそかの初戦で敗退した日大藤沢の部員たち。さらにこの日、このあとに試合を控えていた岡山学芸館高と名古屋高校の応援団も参戦。急増の星稜大応援団がエールを送った。一方、対戦相手の市立船橋からもエールが贈られた。試合は市立船橋が4対1で勝利。悔しい結果になったが試合後に選手らは「星稜のみんなが来られない中で他のチームの方々が応援してくれてすごく感動したし、やってやろうと思った」などコメントし感謝の思いを語っていた。地震の影響を大きく受けた富山県の富山第一も応援団が不在の中、3回戦に出場し佐賀東高校に敗れた。