国民健康保険などの有効期限について解説。国民健康保険、後期高齢者医療制度の紙の保険証が31日に期限を迎える。対象は1700万人で、全体の約70%。カードは新たに発行されない。マイナ保険証の導入に伴う対応が理由。マイナ保険証を持っている人はマイナ保険証を利用。持っていない人は資格確確認署を使用する。後期高齢者医療制度の場合、マイナ保険証のあるなしにかかわらず全員に送付される。75歳以上のマイナ保険証の利用率は25%で、身体や認知機能の低下で操作が困難な場合もあるため全員に送付される。マイナンバーカードは2つの有効期限があり、1つはカード自体の期限、もう1つは電子証明書の期限。5年前にマイナポイントが付与された人は、ことし期限の人が多数。マイナ保険証はマイナポータルか医療機関などで登録できる。厚生労働省は、8月以降気づかず期限切れの保険証を持ってきた場合に来年3月までは保険を適用するよう通知している。