- 出演者
- 利根川真也
オープニング映像。
自民、公明両党と立憲民主党が修正協議を進めている年金制度改革の関連法案をめぐり、NHKの「日曜討論」で与野党の社会保障制度の責任者らが基礎年金の底上げ措置などについて意見を交わした。自民党・田村元厚生労働相は「あんこと言われる基礎年金の底上げも入れたかったが前回の衆議院選挙で議席を減らして与党だけでは法律が通らない。野党にも理解いただけるか非常に不安だったのが本当のところ」、公明党・里見隆治氏は「基礎年金の底上げは進めるべき項目だ。最悪の場合、経済が好転しない場合でも基礎年金の底上げをすべきだ」、立憲民主党・山井和則氏は「政府案は全くだめと言わざるをえない。年金改革は政争の具にしてはならない」、日本維新の会・青柳政調会長は「国民の不安の声に立民と自民で話し合っている内容を入れても全く応えられるものになっていない。恒久財源が必要。何で出すのか、そういう説明は全くない」、国民民主党・田村麻美氏は「年金制度改革は踏み込み不足と言わざるをえない」、共産党・小池書記局長は「あんこのないあんパンが続きマクロ経済スライドも続く案なので今すぐ止める、そういう対応が必要だ」、れいわ新選組・長谷川ういこ氏は「景気をしっかりと回復させる、年金も見直し底上げしていくことが何より必要だ」などと述べた。
東京の渋谷区と世田谷区はマイナ保険証の有無に関わらず国民健康保険の加入者全員に健康保険証と同様に使える資格確認書を独自に発行することを決めた。マイナ保険証は去年12月から本格運用が始まったが利用率は28.65%。国はマイナ保険証を持たない人に加えて75歳以上の後期高齢者などに対して資格確認書を交付する方針。国の方針と異なる判断をしたことについてそれぞれの区は「国民健康保険の発行権限は自治体にある。制度が移行期間にあり、利用者が混乱せずに保険医療を受けられるようにするため」としている。厚生労働省は「資格確認書は原則マイナ保険証での受け付けができない人にしか交付していない。事実関係を確認したうえで対応を検討したい」としている。
和歌山県白浜町のテーマパークでは中国に返還されるジャイアントパンダ4頭の屋外での展示が最終日となり多くの観光客が訪れた。飼育されているメスのジャイアントパンダ4頭は日中の保護共同プロジェクトの契約期間が満了することに伴い来月28日に中国に返還されることが決まっている。あすから検疫期間が始まるためガラスで囲まれた屋内の展示施設のみで公開される。屋内の展示施設での公開は来月27日まで。
エンディングの挨拶。